こんにちは。
むぎ茶です( ´∀`)
最近、首都圏で流行っているとニュースに取り上げられている「風疹」。
今日のTVニュースでは1週間で100人も増加していると言っていました。
また、「妊婦は特に気を付けて」と言っていましたが、正直風疹に対する知識が浅い私はなぜ妊婦が特に気をつける必要があるのか分かりませんでした。
そこで今回は、風疹について調べてみたので、私と同じように風疹についていまいち分からない方は参考にしてみて下さい。
風疹とは
風疹(rubella)とは、風疹ウィルスに感染すると発症するもので、発熱や発疹、不顕性感染症(感染しているが感染症状は発生しない)から、重篤な合併症を起こす場合もあります。
基本的に予後は良好な疾患ですが、高熱が持続したり、脳炎を発症して入院が必要になる場合もあります。また、成人では関節痛が併発することもあるそうです。
また、妊娠20週頃までの妊婦が風疹に感染してしまうと、お腹の中の赤ちゃんまで風疹ウィルスに感染し、先天性風疹症候群になってしまう可能性があります。
先天性風疹症候群とは
先天性風疹症候群とは、風疹ウィルスに胎児が感染することにより発症する先天性疾患。主に難聴・白内障・先天性心疾患があり、その他にも緑内障、小頭症、髄膜脳炎、黄疸などを引き起こすこともあります。
先天性風疹症候群の発症は妊娠周と相関性があり、妊娠してから早い段階(12週頃)が最も感染リスクが高く、妊娠20週を過ぎると減少するようです。
風疹に感染しない為には
風疹ウィルスに対する免疫を得ることが出来ていれば、風疹にかかることはありません。基本的に2回の予防接種を受けることで、免疫を得ることが出来ます。
2006年以降、「1歳児の時・小学校入学前の1年間」この2回のタイミングで麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)を予防接種することになっています。また、この期間にMRワクチンを接種すると公費負担を受けることができ、基本的に無料。もしくは若干の自己負担で接種することが出来るようです。
大人になってから予防接種を受ける場合は、医療機関により費用は異なるそうですが、大体「麻疹風疹混合ワクチンで10000円、麻疹ワクチンで5000円」程度となっています。
ちなみに、妊娠してから風疹ワクチンの予防接種は受ける事が出来ません。子供の頃も含め、予防接種を今まで2回受けていない方は、念のため受けておいた方が良いと思われます。
また、風疹は「咳やくしゃみに含まれるウィルスを吸い込むことで感染する飛沫感染」と「ウィルスが付着した手で食事などをすることによって感染する接触感染」が感染経路となっています。人混みの場所に行く場合はマスクを、食事をする前には必ず手洗い・うがいをすることを心がけましょう。
風疹の治療方法
現在では風疹に対する治療方法は無く、対症療法が行われるそうです。
※対症療法とは疾患の治療ではなく、現在起きている主な症状を軽減する為に治療をすることです。(発熱が起きた場合には解熱剤を飲むなど)
まとめ
大まかにですが、調べた内容をまとめさせて頂きました。
風疹や麻疹などの名前は聞いた事があるが、いまいちその病気について理解していないことは多いと思います。
首都圏で発症患者が増えているとのことでしたので、毎日人混みの中を通勤している方や通学している方、現在妊娠している方は特に感染しないように注意して生活しましょう。飛沫感染と接触感染も意識すると感染予防になると思いますので、マスクの着用や食事前の手洗い・うがいも意識して行いましょう。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。